2016年2月14日
損切り幅、ロスカット幅、悩みますね。
損切り幅を浅くして、逆指値注文を入れておくと片っ端からヒットしてしまい、
損切り貧乏になってしまいます。
じゃあ、深く取って逆指値注文を入れておくと、全部反転してヒットしてしまったり・・・・。
まあ、そんなこともありますが、
損切り幅を決めたら一定期間はその損切り幅でトレードを続けてみなければ
その損切り幅がちょうどいいのか悪いのかわかりません。
今日は浅くて全部引っかかってしまったら明日はもっと深くしてみよう、
今日は深すぎて損失が大きくなってしまったら明日はもっと浅くしてみよう、
こんな風に毎日変えていたらどんな損切り幅がいいのかさっぱりわかりませんね。
少なくても1週間は同じように設定して試してみるべきです。
私は1ヶ月同じ事をやって(損切り幅を決めて同じトレードを繰り返して)大損失を食らい凝りました。(笑
1週間でやめときゃよかった。。。
損切り幅だけでなく、利益が伸びた時もどの程度の上下を我慢するのかも工夫しなければなりません。
トレール幅ですね。
損切り幅を浅く取る傾向がある人は利益の上下幅も浅く取り、ちょっとの下げで利確してしまう傾向があります。
当然ながらこれでは利益は伸ばせません。少しぐらいの利益の上下は辛抱しないと利益は伸びません。
利益はそのまま上げ続けることは少なく(新興市場銘柄はよくありますが)、多少の上下を繰り返します。
この上下幅も適切な幅を取っておかないと利益を伸ばせません。
損切り幅、トレール幅を大きく取るとリスクも大きいですが利益も大きくなります。
小さく取るとリスクも少ないし、利益も少なくなります。
小さすぎると利益は少なくなるどころかマイナスになります。
要するに小さすぎるリスクを取る人は稼げないということになります。
ある程度の大きさのリスクを取らないといけません。
自分がどこまでリスクを取れるか知っていますか?
自分のキャパを超えて大きな金額を投入すると適切な損切り幅、トレール幅が取れなくなり
損切り貧乏になりやすくなります。
例えば10万ぐらいの金額を投入して損切り幅をだいたい3000円ぐらい、
含み益も3000円減ったくらいなら確定しないと決めてトレードしているとします。
これくらいの金額の上下なら普通に平気でチャートを眺めていられますし、利益も伸ばしていけます。
さて、勝てるようになったので投入金額を一気に100万円にするとします。
なら、損切り額は3万円ぐらい、含み益の上下はは3万ぐらいに設定して
3万円ぐらい含み益が減っても気にしない・・・・・
・・・・・ではいられません。
100万円投入し、1万円利益になれば、よしやったと利益確定し、
1000円でも減ると嫌なのでちょっと下っただけでも利益確定してしまいます。
100万円投入すると1万円なんてあっという間に上下します。
5000円でも下がればひえ~と焦って損切りしてしまいます。
こんな感じで適切な損切り幅、トレール幅が取れないと損切り貧乏になります。
大きな金額を投入するならそれなりの損切り幅とトレール幅が必要です。
それができなければ、取れる程度の上下幅の金額のトレードにするべきです。
2000円の損切りに耐えられなければ10万未満の銘柄のみトレードする。
5万ぐらいの損切りもヘッチャラじゃ~い。含み益が5万ぐらい上下したってどってことない!
なら200万、300万でもGOです。
無茶してトレード金額だけ大きくしても、損切り幅、価格の上下幅に耐えられなければ
稼げる金額が増えることはなく、損切りばかりが増え、損切り貧乏になってしまいます。
自分が許容できる程度のリスクにおさえるのが勝ち続けるための大切なポイントです。
自分のリスク許容度がわかっていても、リスク許容度を広げて収入を増やしたい願望は大!
私も自分のリスク許容度を広くするために、たまに大きめの金額のトレードをするようにしています。
普段より大きめ金額で普段と同じようなトレードを・・・・・とはなかなかならず、
やはりリスクが取れないトレードを連発してしまいます。
取り敢えず金額に慣れなければ!と頑張るのですが、チャートを放置してみたり、ビビって手仕舞いしてしまったり・・・。
普通の主婦の金銭感覚も、大きな金額に慣れたらお金持ちのマダムの金銭感覚になれるかしらと
挑戦の気持ちだけは大切に、でも駄目そうならすぐまたもとのゆるま湯に戻ります。
熱めの湯に入ってはまたぬるま湯に戻り・・・・の繰り返しです。
大縄跳びで、必死で目を凝らしてタイミングをはかり、ソレ~!!!と目をつむって大縄跳びの中に飛び込んでは
勢いでそのまま1回も縄を飛ばずに反対方向へ走り抜けてしまう・・・・・
そんなトレードも多いです。。。。○| ̄|_
せめて2~3回は縄を飛んでこい。
リスクテイク遺伝子をONにする・・・・・ 最近の私の研究課題です。(++)
by 秀
えすさん,初めまして秀と申します。主婦のデイトレブログでありながら、何気なく拝見し驚きと感謝の気持ちですべて拝読さして戴きました。
有難うございます。私、退職を機に無謀にもデイトレに挑み撤退寸伝でありましたが、えすさんのブログに出会い感無量です。
これほど迄テクニカル面を解説していただけるとは、無論売買は自己責任が鉄則です。ただ恥ずかしながらどうしても悩んでいる事があり質問さしていただきます。5分足の三角ブレイクの時、初動でのるメリットは理解できますが、そのときダマシ、もしくはヒゲを考慮して、勝率をも考え乍らサポートラインを少しでも割り込んだ時点で参戦して宜しいのでしょうか?あまりにも5分足確認のうえ参戦と 書かれている書物が多いためそれを実行していると損きり幅が大きくなったり、小さくするとすぐに損切りの連読の繰り返しでタートルスープどころか、自分が亀さんになって手も足もでません。宜しくおねがいします。
有難うございました。
質問の方にメールさしていただきましたが。
2016年2月15日 12:51 PM
by えす
秀さん こんにちは
はじめまして^^
ブログを読んで下さってありがとうございます。
デイトレはしっかり訓練したら
退職後の趣味?にピッタリではないかと個人的には思っています。^^
5分足でのブレク狙いですが、
確かにダマシに合ったり、タイミングが合わなかったりすることが多いです。
>サポートラインを少しでも割り込んだ時点で参戦して宜しいのでしょうか?
>あまりにも5分足確認のうえ参戦と 書かれている書物が多いため・・・
秀さんはしっかりブレイクアウトしたのを確認してからエントリーするため
かなり値が動いてしまってからエントリーしているということでしょうか。
値があまりにも動いてしまってからのエントリーだと、戻りで損切り、押しで損切りとなりやすいですね><
基本は5分足でしっかり確認した後に入るのでしょうが、
それでは値が動きすぎてしまい、間に合わない場合も多く、難しいところです。
サポートラインを少しでも割り込んだ時点で参戦で、いいと思います。
たくさんの人が狙っていてドドドと注文が入るとアッと言う間に価格が動いてしまって出遅れます。
動きすぎてしまった後から参戦するのはちょっとリスクが高いと思います。
サポートラインを割れる瞬間を狙いますが、勢いが付きそうで間に合いそうにないと判断した時
私はよく割れる前にフライングすることがあります。(本人は割れたと同時にエントリーしているつもり)
フライングだったら損切りですし、抜けたらウシシシ♪♪です。
こんなことをやっていたら損切りが多くなりますが、それでも乗れた時にしっかり利益になるので
余裕でプラスになると思います。
ただしフライングの損切りばかりが続くと
凝りてしまって、ほんとにブレイクするときにエントリーできなかったりします。(TT)
フライング覚悟のエントリーは凝りない強靭なメンタルが必要です。
しっかりサポートラインを抜けたのを確認して、損切り幅を大きくもたせるか、
フライング覚悟で大きく値が動く前にエントリーして、ダメだったら即撤退するかの
どちらかになると思います。
サポートラインを抜けると大きく値が動くので、その動きの乗るためにできるだけ早い時点で
エントリーしたいものですが、そのタイミングを合わすには経験しかないと思います。
中にはゆっくりサポートラインを抜けて動くものもありますので、
速過ぎるものは追いかけないで
ゆっくりと初動に乗れるのだけ乗っていたら勝率は上がると思います。^^
ちなみに私は勝率は5割を切っています。(フライングが多いということでしょうか(汗)
ですが、乗れた時に利益は取れますので、勝率は気にしてませんよ^^
私もよくタートルスープになってます。(笑
実名のお名前の方は削除させていただきますね。
2016年2月15日 4:56 PM